古着ファッションはアメリカやヨーロッパ物じゃないとダメ？そんなことないっしょ！

20代前半、セレクト系の古着屋で働いてたんですが、

「古着ファッションを楽しむ場合、まず大前提としてアメリカ古着、もしくはヨーロッパ系の古着！」

という、謎の縛りというか風習というか、そういうのが強かったんですよね。今はかなり薄れてるとは思うけど、2000年前後の古着界隈では完全にそういう風潮がありました。

日本の古着は80年代以前のレトロならOK！…らしい

日本系の古着がダメってことはなかったんだけど、国産なら80年代、できれば70年代以前のレトロなものが大前提でした。レトロな国産古着はレディスで多かったイメージ。ワンピースとか。

当時ってユニクロの「フリース1900円！」ってのが爆発したちょっとあとで、まだZARAとかGUとかH&Mみたいなトレンド物を激安で買えるお店ってなかったんですよね。

だから余計に「古着＝外国物」「国内で買える安物＝ダサい」みたいな空気感がありました。少なくとも僕の周りは。

そんな古着界隈に属してた僕も少なからずそういう考えもあったんですが、本当はわりとユニクロとかこっそり買ってました。笑

あとはスポーツデポに行ってスケーターっぽいテイストのものとかも買って古着とまぜてきてました。

そんな僕は基本的に「好きなもん来たらええんちゃいますか？」っていうスタンス。

そんな僕が運営する古着屋オッドディレイブルーも基本的にミックススタイル前提で提案しています。

全身古着ももちろんかっこいいと思うけど、ユニクロやＧＵなどを混ぜたってぜんぜんかっこいいやん！って思ってます。ユニクロやＧＵ、無印良品のベーシックなアイテムを使いつつ、アクセントとして古着を取り入れる、とかめっちゃアリですよね。

ＧＵやユニクロと言われるファスト系は扱わないでおこうかなって思ってますが、ＥＤＷＩＮや国内モデルのadidas、NIKE、GAPなどなどは積極的にあ取り扱いたいと考えてます。

ひと昔前と違って今ってそういうミックススタイルも楽しむのが古着の新しい文化かな～なんて思うんですよね。全身古着ってどうしても年齢層も限られたり、サイズ感が難しいじゃないですか。（おっさんな年齢になると腹回りとシルエットのバランスが古着だけだとむずい！！ｗｗ）

なので市販のファスト系と組み合わせる提案なんかも積極的にしていきたいなって思ってます。